ほぼ足りてまだ欲 その先

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反原発デモ

 今日は芝公園→東京駅コースと、高円寺コースの二つで「反原発デモ」が行われたようだ。私は芝公園の23号地にいってみた。どれだけの人間が集まったのか見当がつかないけれど、5列縦隊で、かなりの長さになっており、私達の前も後ろもその先端が見えない。
 昨夜友人も行くんだというので、合流して昼飯を食べてから集会の1時間ほども前に芝公園23号地の満開の桜の下に到着していた。とても多くの人たちが次から次にやってくるのだけれど、これまでに参加してきた検察糾弾デモと同じように殆ど私の年代を平均としたような構成なんだけれど、とにかく人数が多い。
 そうなんだけれど、コースはおどろおどろしい森ビルのやたら背の高い丸いビルの横を通って愛宕山から経産省のまでにやってくると、驚くほどの警官がシャッターの降りた入り口を守っている。主催者のひとりが二人の私服警官と覚しきマスクをしてビデオカメラを抱えた男ともみ合いになっていて、警官に取り押さえられそうになっている。
 とにかく私服はあちこちにいて、しかも、マスクをして自分の顔を隠しながら、必ずビデオカメラをまわしていて、まるで蠅のようで気色が悪い。西新橋一丁目で外堀通りを横切り、西幸門を右に曲がって日比谷公会堂の横を通り、中部電・東京支社が入っているプレスセンタービルの前では誰も何もいわず。東京電力本社が近づいてくると隣のみずほ銀行のところにやはり警官が並んでいて、近所には各テレビ局の中継車が止まっている。さすがに東京電力の前はやはり多くの人がいて何人も私服らしき人を見かける。
 警察が警護しているという意味がようやくわかった。これだとひょっとしたら山口組の本部も警官で警護されているのではないだろうか。ま、似たような存在だ。
 そのままJRのガードをくぐり、左へ曲がって外堀通りに入る。つまり電通通りだ。あくまでも最も人通りの少ないコースを歩かされている感じで、僅かに数寄屋橋の交差点で晴海通りを跨ぐ時がこのコースのハイライトだろう。あとはしれたモンだ。
 最もアピール度の高いデモ・コースを警察は許可しない、ということか。