ほぼ足りてまだ欲 その先

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自然エネルギー

 かつてエネルギー危機が起きた時や、原油が20ドルを超えた頃に私達の国では随分様々なエネルギー源を使った利用方法を試してきたし、そもそもNEDOなんてのはもともと新エネルギー総合開発機構としてそれを目的につくられた政府機関だった。今ではNew Energy and Industrial Technology Development Organization(新エネルギー・産業技術総合開発機構)として独立行政法人になっている。
 なにしろ沿海のタンカーに帆をつけて燃料効率を上げるというシステムまで実用化されたことがあって、今となっては懐かしい。当時は原油のマーケットプライスがバレルあたり20ドルを超えたらこうした新技術を実用化していくことにメリットがあるといわれていた。今や20ドルなんてどこ吹く風。とっくのとうにその5倍を超えている。
 当時、潮位発電であるとか、波力発電とか、四周を海で取り囲まれている日本にとってはもってこいなんだと思っていたのだけれど、この辺の技術が実用化しているという話は聴いたこともない。やっぱり安定性に欠けるということなのか。波なんて日本の周りに四六時中押し寄せていて、波乗りだけに使っていたんじゃもったいないような気がするんだけれどなぁ。荒天によって設備にダメージがおよぶところに欠点があるんだそうだ。
 風力発電や、太陽光発電が脚光を浴びる中、こっちがどうなのかを知りたいものだ。