ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

功を奏する

 今でも、「これまでそれがあるからこんな生活を送ることができたのであって、それを忘れていきなり原発廃止を主張するのは如何なものか」という論調がごく普通にまかり通っていることに驚きを隠せない一日だった。それもしょっちゅう逢っているわけでもないけれど、知っている人、複数からそんな論調を聞いて驚いたのだ。マスコミの黙り戦術やら、電事連や各電力会社のキャンペーンが如何にこれまでに功を奏してきたかという表れだということなのだろう。
 事ここに至っても、これまで平気で自分が使ってきたものを良くそんなに全面否定できるものだという考えを今度はどうやってひっくり返していくべきか。
 とんでもなく破綻したシステムを「クリーン」だといってきたのはこれほどの大嘘だったのだと微に入り、細に入り説明するのは結構面倒だ。本屋の入り口付近にあれほど平積みしてある本のどれかを一冊読めばいいと思うのだけれど。