天下を上げて、「菅は早くやめろ!」の大合唱だ。で、なんであいつに辞めろと迫っているんだっけ?辞めるっていったからなんだっけ?なんでだったかなぁ。
で、次は誰がやれば良い訳なんだろうか。野田だ、前原だ、馬淵だなんて名前が飛び交っている中に農水大臣をやっていて、なんだかはっきり政策を打ち出せない様なぼぉ〜としている男の名前まで飛び交っているぞ。どう考えても、このまま首班指名をやったら民主党が支持する人間になるわけで、ということは民主党の党代表に誰がなるのか、という実につまらない選択肢しか残っていないということなのである。ま、自民党の総裁がなるわけでないということがせめてもの救いかも知れないが。
今の民主党の国会議員の誰がなったって、このお先真っ暗の閉塞状態が根本的に変えられるわけがないわけで、これはもうなんの意味合いも持たないわけだし、それだったら「原子力利用政策はまったくの白紙に戻す」といっている菅直人の方がまだマシだという位のものだ。
この世の中を根本的に変えるためには霞ヶ関の大バカヤロウどもを更迭して、本当に国民本位に働こうという真に高邁な思想を持った人たちに置き換えなくてはなにも始まらないことは眼に見えている。
良いですか、この国はこれからどんどん小さなマーケットとなって地方がどんどん疲弊というよりも消滅していく中にあって、どの様に食糧を確保し、どの様に社会生活を成り立たせていくかという点で誰もこれまで直面したことのない国家運営が必要になっていく。そこに目覚めている人たちがキーポイントにつかない限り、この国は野宿もの国家となっていく。夜警国家といっても良いけれど、そんな古くさい表現でいったってピンと来ない。国民全員が野宿生活に限りなく近い状況で暮らす、そんな国家になりかねない。
私はこの際、小沢一郎は手をこまねいていないで、一日も早く党を割って新党を組織するべきだろうと期待している。河野太郎はそこに参加するべきだ。これまでの自民党・公明党が作ってしまった国民を餌食にして儲ける奴が永遠に儲ける仕組みをぶち壊さなくてはならない。
「こんな飯が食える私はまだマシだ」と思っているととんでもない飯を喰いながら「まだマシだ」と相変わらず思い続ける様な社会になってしまう。平気で放射能をバラ撒き続け、口を拭っていれば、国民はバカだから気がつかないぞと経団連が後押しをして、国民ひとりひとりを放射能に晒し、挙げ句の果てにその始末にかかる費用をそのひとりひとりから巻きあげようとしている奴らに、まだこれからもいい様にやられていくのか。
東電の会見や、政府の会見、そしてそのあとの合同会見でも必要なことを一つも質問せずにただただなにも報じることなしに、いわれるがままに書いてきた大新聞も、大テレビも、今頃になって「こんな時に会見でこんなことをいっていた」「現地はこんな状態のままだ」とあたかも「 俺たちも政府に騙されてきたのだ」とでもいわんばかりの番組を流している。何をいっているんだ、嘘を垂れ流し続けてきたのはお前だろといってやる。
小沢一郎は今すぐに党を割って出よ!