ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

まだわかってない

 岩手・花巻東高の大谷翔平投手が日本のプロ野球にいかず、直接大リーグを目指すと発表したことを受けて、様々な反応が伝えられているけれど、巨人の桃井恒和という球団社長は「プロ野球が空洞化する危機感を感じる」と今後続く可能性を懸念していたと時事通信が伝えている(こちら)。
 まだわかっちゃいない。自分の球団が一番今のプロ野球をぶち壊してきたことがまだわからない。勝てばいいってことではないことに気がついていない。渡邉恒夫という大勘違い爺があの球団を全く魅力のないチームにしていることも、ひいてはリーグをつまらない物にし、NPB全体がスリルのない、爺の慰みものに陥っていることにこの期に及んでもまだ気がつかない。
 日本人選手がMLBに行きたがる理由とは一体何だと思っているのだろうか。高いレベルの野球をやりたいに違いない。フィギュアスケートの連中が日本国内の大会だけに出場していたらオリンピックで勝てるだろうか。
 日本のラグビー・ユニオンやバスケットボールが全然面白くない理由は一体何だろうか。外から選手が来てようやく見られる程度のレベルだからだろう。その証拠にオリンピックや世界選手権やW杯に行ってエキサイティングな試合を戦えているか?全くなしだ。
 サッカーは逆に日本の選手がどんどん外に行ってプレイすることが出来るようになってきた。するとナショナル・チームのレベルがドンと飛躍的に上がってきた。ブラジルには手も足も出なくたって、フランスには親善試合とはいえ、勝った。確実にレベルは上がっている。
 読売巨人軍という名前をもうやめた方が良い。東京ジャイアンツにするべきだ。そしてSF Giantsとそっくりなユニフォームはもういい加減にするべきだ。そして自分がいつまでもオール・マイティーなんだ、始めたのは読売であって、NPBは後から出来たんだという意識を一切捨てて、NPBの一員として、どうしたらこのリーグがエキサイティングなものになるのかを、一切のしがらみを捨てて、必死になって考えてみたらどうだ。
 このまま推移するのであれば、早晩BSのテレビですら中継をしなくなって、CSがようやく拾う程度のスポーツになってしまうぞ。