そうそう、昨日日本橋の丸善(だなんてわざわざ云わなくても「本屋」とだけ云えばいいのだけれど)でこんなタイトルの本を見たんだ。
前田敦子はキリストを超えた: 〈宗教〉としてのAKB48 (ちくま新書)
- 作者: 濱野智史
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2012/12/07
- メディア: 新書
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中身がどんな話なのか全く知らない、というよりも知りたくもないけれど、このタイトルは随分大胆だ。キリスト教徒はこの国には1%しかいないといわれているから、大した事件なんぞになりはしないだろうという読み、というか、そんなことを考えもしないのだろうけれど、これがキリスト教徒がマジョリティーを占める国でのことだったら、けっこういろいろなことを云われるのではないだろうか。
私はこれを見て、一瞬思いだしたのはビートルズのJohn Lenonの1966年の「ぼくらはキリストを超えた」舌禍だった。
あのなんとも惨めったい少女グループの下手っくそな演技で若い連中から金を貢がせて儲ける腹黒大人連中のやり口も気に入らないけれど、こんなタイトルで受けを狙う連中もちょいと許し難いでしょ?
あのグループの話は宗教でもなんでもない、ただの単なる金集めシステムなだけだよ。いつでもはぎ取られてあとであれは一体何だったんだろう?と呆然とするのは世の中に埋没するごく普通の俺らのような兄ちゃんや、爺さんだよ。