ほぼ足りてまだ欲 その先

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プライベイト

 はなはだ厳しいもののいい方であるけれど、政治家、そして人々の前に出ることによって金を稼いでいるようなエンターテインメントの世界に生きる人たちにとってはプライベイトというものが存在しえるのだろうかという気がする。
 例えばアベシンゾーが夏休みだといってゴルフに興じるけれど、国の行政機関がお休みの間、時間がすべて止まって世の中に何も新たなことが生じないのだろうか。その間にも福島第一原子力発電所からは放射能によって汚染された水がだらだら海に流出している。その汚染された水に「夏休みをとるので、ちょっとの間止まっていなさい」とでもいえるのだろうか。
 顔を多くの人たちに覚えて貰う為にどんなことでもやってきたエンターテーイナーが、街を歩くときに「今はプライベートな時間なので邪魔しないで欲しい」というのは如何なものかと思わないではない。なぜなら、その顔を売り込んでやってきたのはキミの方なんだろう?という気持ちがあるからだ。だったらそんなことをしなければ良かったじゃないか。君の顔を露出することによって君は糧を得ることができる様になった、ということなのではないのか、ということなんである。
 わが家の中でもこの見解については異論が出ている。それは要求が厳しすぎるというのである。それでも総理大臣は常に臨戦態勢でいなくてはならないという点については合意が得られている。