- 出版社/メーカー: 都市出版
- 発売日: 2014/04/03
- メディア: 雑誌
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すると後ろの方の「Close up TOKYO」というところの「東京ネットワーク」に先輩の個展の話が掲載されていた。
これまでにも何回も開かれている個展で、2年に一度くらいは銀座の伊東屋さんだったけれど、あちらがビルを建て替えているので、これまでに経験のない南青山のギャラリーで開かれるそうだ。
岡田親錦絵展 HAPPY JAM SESSION
これまでは仕事があったので毎日はいられなかったらしいけれど、今度は毎日ご本人がいられるのかも知れない。名のあるジャズ・ミュージッシャンが和の姿で再現。
4月8日(火)-13日(日) 11:00-19:00 (8日 ~18:00、13日 ~17:00)
ギャラリー サロン・ド・フルール1F
107-0062 港区南青山5-7-25 tel:03-5485-8748
どうやら四方八方にお知らせが行き届いているらしくて、先月28日金曜日のニッポン放送・上柳昌彦の「ゴゴバン・フライデー・スペシャル」でもご案内されていたそうだ。そういえばこの人の火消しの絵葉書を岡田親画伯のおかみさんがニッポン放送にわざわざ自転車で届けにいったことから岡田親-上柳昌彦の繋がりが始まったんだと云うからそもそもの原点ってことになるわけだ。
名の売れるようになる人はそれなりの苦労をしていると見える。
ところで、この号の中身は実に興味深いのだけれど、一つだけいっておくとすると、私たちがそれこそ半世紀ほど昔にはもう本当に早く見えなくなっちゃえばいいのに、もう戦争を引きずっていたくないものなぁと思っていた空間なんかが今になってみると、とても貴重になっていて、しかもとても人間味に溢れていて、むしろ愛おしく見えるようになってしまっているのが、何とも不思議なだけでなくて、面白いねぇ。
ただ、浅草の「ブッチャリン」が「独居老人スタイル」で取り上げられた老人のひとりとして「路上のチャップリン」とクレジットされているのが気の毒だ。彼には「プッチャリン」という立派な芸名があるんだから。それに、彼は昔テレビで取り上げられたことだってあるんだぞ。
- 作者: 都築響一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/12/19
- メディア: 単行本
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