ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

腹をくくる

 共産党志位和夫委員長は22日、党本部で記者会見し、夏の参院選で32ある全改選一人区を対象に野党勢力を結集して自民党に対抗するため、既に擁立した公認候補のうち「かなりの人は立候補を取り下げることになる」と正式に表明した。(東京新聞2016年2月23日 朝刊)

 ものすごい事を決断したんだなと心が引き締まる気持ちだ。どこの選挙区でも可能な限り候補者を立ててきた共産党は自党の候補者を下げても良いといっている。いや、実はそれって候補者個人の考えは無視なんかい!?という気持ちもあるんだけれど、とにかく今度の選挙で自民・公明に打ち勝たないととんでもない事になるというのは事実であって、それに勝つにはこれまでとかく分散されてきてしまった野党候補者による得票を、一本化して自公に勝とうというのは不可欠な戦略だ。
 これに呼応してこそ、この国の難局を乗り越える、大事な政治の節目なのだ。民主、維新がどう対応するのか、それによっては彼らは真の意味での亡国政党となってしまう。勿論最悪なのは自公であるというのは間違いではないけれど。