今さらながらなんですが、メリル・ストリープの「Julie & Julia」をWOWOWで見ました。見るともなしに見たのです。実はこんな愚にもつかない映画と思ってみていなかったのですが、ワンカットが結構長くて、役者の力が求められる作品で、なんだかウッディ・アレンの映画を見ているような気がしたのです。監督のNora Ephronはトム・ハンクスとメグ・ライアンの「Sleepless in Seattle」「You've Got Mail」の監督で、自身ビバリー・ヒルズの出身だってぇから、ま、こんな題材が丁度良いのかもしれないけれど、何となく見続けてしまうのだ。2012年に白血病で死去。71歳。
Julia Carolyn Childは実在の人物で2004年に91歳で他界。ボストンの出版社が本の出版を断ってきたあと、Alfred A. Knopfからの出版意向の手紙を受け取ったときに「これはクノフなのか、ノプフなのか」と云いながら夫の外交官ポールと二人が声を合わせて「Who cares！」というところでは思わず吹き出したぞ。
