祭開け、といっても私はただ吞んでいただけですが、のアンニュイな街を散歩。真面目な町会青年部はあっちでもこっちでも、神酒所の片付けに終われております。昨日のFaceBookは祭の写真で溢れておりました。
祭の時でないと出逢えない人たちというのもいて、そういう人は前年にあっていても、いつだったのかが想い出せなかったりするし、酔っ払っているときにやってきた人たちは翌年良く覚えていなかったりする。昨日も友人の事務所でワンワン呑んでいたのだけれど、帰りは寒かった。昨日の夕方から、今日になってもとても暑いというのではなくて、風が涼しい。ところが、一枚羽織っていこうとすると、これではちょっと汗をかいたりする。難しい頃合いだ。
伊勢丹のメンズバーゲンが今日で終わりだというので顔を出した。ところが結構良い値段で、とても手が出ない。その上、私のようなチビデブには腹回りが収まると着丈がむちゃくちゃ長かったりする。着丈は直してくれないの?とお伺いしたら2千円払えば出来るということなんだけれど、そりゃかかりすぎ。また今のまま行く事になる。どうせ誰も見ちゃいないから自分の満足感だけの問題なのである。
今日は本屋に寄らずに終わることができたのは大正解だったのだけれど、その代わりに万年筆屋に首を突っ込んでしまった。しかし、それにしても万年筆ってどうしてこんなに高いんだろう。1万円以下の万年筆なんて、私が趣味にしている「鉄ペン万年筆」は別にして、ほとんど見当たらない。だから、大手万年筆屋さんの店員さんあたりだと、この辺の万年筆をためつすがめつしてる爺なんぞ全然目の端にも入らない。まぁ、こっちが劣等感にかられてそんなこといっている見たいに見えちゃうけれど。だからよけいに、へりくだって見せたりして。いや、そんな箱は要らない、紙袋も要らない、といったらまるで昔の駄菓子屋がお菓子を入れるような紙袋に入れてくれた。非常に満足だった。
銀座を通ったときに、ついでに伊東屋さんのインフォメーションにいって「開催される催事の予定表のようなものはないんですか?」とお伺いしたら、そんなものはないのだそうで、HPを見てください、ということだった。そのHPでもどうも全部が全部アップされているわけではないようだ。どうなっているんだろうか。
みすず書房が出している「月刊みすず」というものが出版されているんだそうで、最近の4冊を注文した。
集合住宅の理事二年目がもうあと9ヶ月で終わる。つうか、まだそんなに先があることに気がついてがっくりきた。早く手を切りたい。
昼飯時に、「そばよし」の日本橋本店で野菜天せいろ(410円)を食べた。とても狭い店内はまさに今の日本を象徴するような整然としたお客とスタッフの阿吽の呼吸で運営されており、それはまさに見事というほかない。店を仕切るおばさまは今席がいくつあいているのかまで見極めているのが凄い。その上、注文の品物を出すのにたまたま私の順番が前後してしまったら、丁寧なことに二度も「順番がおかしくなってごめんなさい!」と謝ってくれる。嬉しい気配り。食べ始めて途中で仕切りの担当者の声が変わって、鼻にかかった声になった!あ、京橋店にいた人だ!と名前はわからないけれど、すぐ判明。
8,236歩