先月と今月に2回ずつヤマハ音楽振興財団でお爺さん、お婆さんが集まって懐かしの歌をハモりながら唄おうという、ちょいとこじゃれた会の最終回。こじゃれたったって、集まっているのは6人。この前まで爺さんは私ひとりだったんだけれど、今日は珍しくもう一人来られていました。この集まりの面白いのは、画像を見ながら唄うのだけれど、その画像の中ではお手本の皆さんが振りをつけながら唄っているってところです。いや、まさかこの歳になって人前で手を上げたり、横へ振ったり四つのリズムを踏んだりすることになるとは思いませなんだ。恥ずかしいっちゃありゃしない。知り合いには見せられない。
今日の曲は1982年ヤマハのポプコンの優勝曲、アミンの「待つわ」でございますよ。懐かしうございます。これをハモロウッてんですから意気や軒高でございます。そういえばあのユニットは二人の女性で、ハモってましたよねぇ。振りを意識するとハモレません。
帰りは今度は下目黒のところから東急バスの東98番、東京駅-等々力のバスに乗りました。随分懐かしうございます。懐かしうございますが、なんでこのバスに乗ったことがあるのかが想い出せないのでございます。良く、東京タワーと東京プリンスの間の道を走った記憶がございます。横浜の実家からうちへ帰るときに下の道を走るのは多分ここを走ってきたんじゃなかったかなぁ。それにしても目黒の駅から都ホテルまでの間がものの見事に高層なマンションだらけになって、まったく昔の面影がありませぬ。
東京プリンス・ホテルはタワーの方は別として、元々あった方はもう使っていない様子ですねぇ。ウィキペディアによるとこの4月から改装のために休館しているんだそうだ。先の東京オリンピックのためにできたというんだから優に半世紀を経ているわけで、かなり手を入れなくてはならないのではないだろうか。なんだか、古っぽくなってがらんとしている建物をバスの窓から見ると、西武の零落振りに考えが及んでしまいそうだ。
バスを日比谷で降りて日比谷公園の中に入ってみると、新緑が夕日に映えてキラキラ綺麗だ。ところが日比谷花壇の入り口から入ると、目立つ看板がずらずらっと並んでいて、なにやら大騒ぎだ。日比谷オクトーバーフェストと書いてある。この種のイベントやたら流行ですが、なにも5月にわざわざオクトーバーと銘打つ必要があるんでしょうか。日比谷ドイツ風ビア・フェストで良いんじゃないかと私は思いますけれどねぇ。これをFacebookに書いたら友人が調べてくれました。これはもうすでにこういうフェスティバルの固有名詞になっているんだそうで、その証拠にOktoberfestとワンワードになっているんだそうです。
ドイツの各ビールの銘柄らしいのが出ているんですが、HBと書くホフ・ブロイハウスがないです。
東急ハンズによってスポイトを買って帰宅。
9,147歩。