- 作者: 永千絵
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2017/07/27
- メディア: 単行本
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この本の前に永六輔の孫、つまり永六輔の次女で、フリーアナウンサーである永麻理の次男坊、永拓実(本名は岡崎姓だろう)が「大遺言」という本を出していて、そっちが話題になっていたものだから、こっちはなかなか引っかからなかった。
永六輔の実家は現住所でいうと元浅草三丁目ということになるんだけれど、昔は永住町といった。浅草永住町といった時期もあったらしい。浄土真宗系単立寺院の菩提山最尊寺ってお寺さん。この界隈は、まぁ、浅草から上野にかけては、お寺さんばかりだ。確か永六輔のお兄さんがこのお寺を継いでいたんだと理解している。そういえばうちの娘の幼稚園の同級生にこちらのお坊ちゃんがいたという話を聞いたことがある。
ラジオでも永千絵がいっていたのだけれど、一番お父さんに似ていたのは千絵で、化粧をしてみたら父が女装をしたみたいだと云って笑ったというが、この家族はまさに着眼点が面白くて、そういう家族だったんだなぁと今更のように思う。あんなにマメに聴取者にハガキを書いた永六輔が家では脱いだら脱ぎっぱなしだったというのがなんとも笑う。戦前の生まれのオヤジは全くしょうがない。といって自分を振り返ることはしないのだなぁ。
ようやく夜になって岡山の親戚に電話が掛かった。みんな元気のようで良かった。親どもはみんなここに来て、迎える古希に恐れ入っている。
本日:6,452歩。