あんな勢いでマシンガンを撃たれたらたまったもんじゃない。聴いてしまったあの連射の乾いた音が実にいやな響きだった。まるで戦場にいるかのようだ。死者の数が59名にも達してしまい、全米で一番多くの犠牲者を失った銃乱射事件になってしまった。多分死者はもっと増えることになってしまうだろう。
それでも米国社会は銃を規制しようという方向に動かない。オバマは何度もそれを提案したけれど、The National Rifle Association of America (NRA)は強く反対する。元映画俳優のチャールトン・ヘストンは1998-2003の間、このグループのプレジデントだった。もうほとんど銃メーカーの圧力団体化していて、軍需産業を後押しする団体となっている。従ってもちろん共和党の支援団体であって、共和党政権下では大きな発言力を持つ。
現政権、ドナルド・トランプ共和党政権は銃規制をする気が全くない。
前にもここに書いたけれど、かつて、半世紀ほど昔に白人の爺さんに、なんでいつまでもこんなことやってんの？といったら、お前達には理解はできないだろうといわれたことがある。誰でもそんなことの意義は理解できないだろう。
アメリカ人は明確にバカなのだ。
