ほぼ足りてまだ欲 その先

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テキサス州 銃乱射

 Southerland Springsという小さな田舎町のバプテスト教会の礼拝中に防弾チョッキを着て黒ずくめの服装の男が入ってきて、マシンガンを撃ちまくり、26人を殺して逃走。教会の傍に住んでいる55歳のStephen Willefordがライフルで応戦。逃走中に事故を起こして死亡しているのが発見された。犯人はDevin Patrick Kelley、26歳。元空軍に所属していたが家族への暴力の理由で不名誉除隊させられていたという報道もある。彼が住んでいた現場から36マイル離れたNew Braunfelsの地域では時として銃声がすることがあり、それが犯人がぶっ放していたかどうかは不明。
 なんせ米国は銃規制がゆるゆるなのは知られているが、国外からのテロの脅威を語る前に銃規制を語らなくてはならないのはもはや自明。宗教施設のセキュリティに関する研究者というのがいるような国で、彼によると2015年には一年間で75名もの人が教会で死んでいるというんだから、驚きだ。確かに日曜日になれば必ずキリスト教会には人が集まっているので、大量虐殺をしようとすればターゲットになりやすい。これからは礼拝に行くと教会の入り口にセキュリティー・チェックがいるというようなおかしなことになる。
 観光地もその狙い目には違いないだろう。スポーツ施設も当然だ。
 これでも米国は銃規制に動かないんだろうなぁ。共和党政権の間はまず規制を政府が語り出すとは思えない。