明らかに越権行為であり、圧力であり、許されざることだ。
経済産業省の出先機関である北海道経産局の幹部が昨年、道内の高校で講演した北海道大助教に、原発の危険性を指摘する内容を修正するよう事前に求めていた。
(中略)
資料の中で、東京電力福島第1原発の水素爆発時の写真を添えて原発の危険性やコストを説明した部分を「特定の見方」「印象操作だ」と指摘し、変更を求めた。
山形(北大助教)氏は「自然エネルギーが100%安全なわけではない」という記述と風車倒壊の写真も加えたが、原発部分の修正に応じなかった。取材に「(変更要求が)原発に集中し、違和感があった」と振り返る。毎日新聞2018年4月6日 22時38分(最終更新 4月6日 23時33分)
恐るべき行為であり、これでは検閲そのものである。