ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

網戸

 うちの網戸は随分洒落ていて、プリーツのようになっている。20年ほど前に建てられた集合住宅では流行ったタイプらしい。その上、ベランダへ出るガラス戸は標準的なサイズではなくて、タッパが高い。普通に既製品として存在しないという。ちょっと間違ってしまった網戸だ。メーカーは一流メーカーとして知られているFサッシ、といってしまえばもうわかってしまう。
 実際に注文制作しているのはFサッシ本体ではなくて、「Fサッシ・リニューアル」という子会社。当然そういうメンテナンス業務は発生するわけだけれど、この業務は想像してもわかる通り、需要が読めない。いつ壊れるか、代替えするかは時と場合によるわけだし、そうそう発生するようだと、その評判によって、本体の販売実績に影響が出てくるはずだ。そういえば家電業界には「S○N○タイム」なんて伝説だってある。
 この子会社に発注をかけたら、見積もり担当が現場調査に来たのは二ヶ月前。見積もりが来たら、その中には現場調査経費まで計上してあった。発注しなかったらその現場調査費用は回収できないということになるという、不思議な見積もりだ。挙げ句に発注は前払いだと書いてある。やらずぶったくりになる可能性がないとはいいきれないが、ともかく発注しないと夏が乗り切れない。ところが二ヶ月間、全くなしのつぶてだった。連絡を取ってみると、工場に問い合わせるという。その結果だといって若い営業担当から電話が来た。
 結論は8月のお盆すぎにならないと工場の生産計画がわからないという。オイオイ、なんだよそれ。お盆過ぎになって目途が立ったら連絡するという。待て!じゃなんで二ヶ月放りッぱなしなんだ、というと、コロナで遅れると二ヶ月前にいったという。お爺さんここで切れた。こりゃ切れる。巷で良くいう「年寄りはすぐ切れる」じゃなくて、若い営業担当が、口が減らねぇから頭にくるんじゃないの?前金で払わせといて、あとの工程管理ひとつやらねぇ商売のやり方に頭にくるんだろ。これでも切れない人は、人が良いんでしょうね、さぞかし。そういうひとは自公維政権でせいぜい苦しんで下さい。