生徒を引率した千葉市の教諭2人がコロナに感染したことについて、大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は30日の記者会見で、「大会と感染の因果関係はない。教育の現場で感染が起きており、教育委員会の問題」
「感染した教諭が引率したことは大きな課題がある。事前に分からなかったのか。大いに反省すべき点がある」と学校側を批判
(東京新聞 2021年8月30日 18時43分)
「学校連携観戦プログラム」において、千葉県で25日に行われた幕張メッセでのパラ観戦で引率した男性教員2人の新型コロナウイルス感染が判明したことについて、武藤事務総長は「報告を受けている。大会との因果関係はない」と感染と大会との因果関係を否定し「観戦実施以前に発熱の症状があったと聞いている」と、説明した。
ただ、「我々としては安全優先の観点からこの問題について注意喚起をしていく」と話し、症状のあった教員が引率し現地に行ったという点については「感染された教諭が引率されてきたということには大変大きな課題があると認識している。なぜそれが事前に分からなかったのかは大いに反省すべき点があるだろうと思う」
(デイリースポーツ2021.08.30)