ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

雷雨が来る

 朝9時頃に眠くなってエアコンを掛けて寝た。
激しく轟く雷の音で目を覚ましたら、ザンザンぶりの大雨だった。
それからはグッと気温が下がって、スマホで見ると、なんと22℃しかなかった。
雨は昼飯を食っている間に上がってしまい、なんとも爽やかな風が吹き抜けた。


こりゃ良いやと、日本橋丸善にでかけた。
4冊買って3,872円だったのだが、楽天のポイントが知らないうちに689円になっているという。
この店でも楽天ポイントが得られるとは聞いていたけれど、一体いつ自分がそんな設定をしていたのか全く思い出せない。
おかげで支払いは3,183円で済んだ。それにしても新書三冊と岩波ブックレットでこんな値段になってしまう。
そうかといって出版業界もなくなってしまったら大変なことになる。

 私は安倍晋三のお友達である見城徹が大嫌いで決して幻冬舎の本は買わないと心に決めていたのに、なぜ保阪正康がこの本をこんな出版社から出したのだろうか。どういう見識なのか保阪に問いただしたい気持ちである。

 売れないだろうなぁと思わせるタイトルである。だから買う。著者の若い頃に留学していたシンガポールで、ある台湾映画を見た時に、先の大戦のストーリーが終わりに差し掛かった時に原爆のキノコ雲が映った際、観衆が一斉に拍手をしたというのである。こんなこと、今の日本人は知りはしない。

 これまで買わずにいたことが信じられない。

 「ナチスは良いこともした、という議論が定期的に繰り返される」という書き出しである。これは「大日本帝国はアジア各国に良いことも残してきた」「朝鮮や台湾に良いことを残した」という議論も月刊Hanada界隈では頻繁に出てくる。

議員バッジ

 自民党の女性局なるものがパリに物見遊山のような「研修団体旅行」にでかけ、浮かれた記念写真をSNSにアップして物議を醸している。閣僚だけでなくて、国会議員だけでもなくて、あちこちの地方議会の議員たちだっていわゆる「研修旅行」をエンジョイしているのは周知の事実で、私も10年ほど前にあちこちでかけた時に、何組ものそうした団体に遭遇している。特徴はほとんどが男性で、夏休みのリゾートにおよそ不釣り合いな格好だからすぐわかる。今回の38名の女性たちがパリまででかけていっても、襟に議員バッジをつけているのは誠に奇妙である。中には小学生の学級委員がしていたように、バッジを布に刺して、それをワンピースに止めていたりする。行った先の人たちにとってその不自然さは気持ち悪いだろう。
 昨年千葉の衆院補選で当選した自民党の女性議員に至っては選挙区のお祭りに顔を出した際に半纏にまで議員バッジをつけていたのにはあきれるというか開いた口が塞がらない。議員はいつでも議員バッジをつけいないといけないという法律があるのかもしれないね。プールで泳ぐときはどうするんだろう。