昼飯をとってから作業に熱中していると、突然、玄関の扉の取っ手をがちゃがちゃする奴がいる！玄関の扉のガラスになにやら物陰が通り過ぎるのが見える。え！？だ、だれだ？ 胸騒ぎ。横の窓から見ると、子どもを抱えた母親猿がいる！と、いう事はさっきドアの…

見習いのようにしてニューヨークからその造船所への駐在としてやってきた若いギリシア人が私を呼ぶ声が今でも耳の奥に聞こえてくる。あぁ・・また呼んでるよ、あいつが・・。今度はなんだよ、一体。また、「この日本語の意味はなんですか？」 え？またやばい…

そんな中にいわゆるNew York Greekといわれる海運業界でひとつの勢力を持っている船主たちがいた。そんな船主の一社からわたしたちの会社は何隻ものほぼまったく同じ船を受注していた。 なにしろ一回細かい図面をつくってしまえば、その後はその図面を使って…

大学を卒業して就職した会社は事業の中のそのホンの一部として造船業も営んでいて、私はその造船所のひとつに配属された。当時は日本造船業の最盛期で、その造船所ではハンディ・バルクといわれる2-2.4万トンの撒積み船*1をがんがん建造していた。それは本当…

朝になると雨はすっかり上がって心地よい風が吹いている。 昨日の夜中にオリンピックのテレビをつけていると女子20km競歩の表彰式が行われていた。優勝したのはギリシアの選手。表彰台に上がって身体全体でその喜びを表していた。体には大きなギリシアの国旗…

【写真：奥草津に昔から建っている「宿舎」と呼ばれている建物。かつては廊下が傾いていて、歩いていると自然に身体がそっちに曲がっていっちゃう。】

浜口選手準決勝で敗退。地元のヒロインだからあんまりいいたくないけど、やっぱあのお父さんは普通じゃないよなぁ。柔道の応援も結構すごい事になっちゃっているなぁとは思っていたけれど、塚田選手のお母さんと妹さんとか、例のKOMATSUの選手のご両親とか、…

昨日の夜から雨。台風の影響なんだろうか。東京も今日から涼しくなってきているらしいけれど、こちらでは涼しさを通り越して寒い。こんなに寒くならなくても良いだろぉ〜！夜中から走り出した女子マラソンのスタート後10kmあたりでもう寝てしまったんだけど…

【写真：北軽井沢の友人が住んでいるコンパウンドの入り口から見た日没後の浅間山、シルエット。煙が良いなぁ。】

かつてはジャスコもあったんだけど、昨年から止めちゃいました。「つるや」と言う巨人がいるからね、ここには。こんな大きなスーパー、こんなに売れているスーパーはうちの近所にはないなぁ。あそこのオリジナルの冷凍食品がこれまた結構うまいんだよね。と…

さて、さて、一人になったから作業に精を出さなきゃならん。ある先生からテレビの討論番組を字に起こして欲しいと頼まれている。先日の参議院選挙前の討論番組で興味深い。ところが、ビデオをそのまま流しても、バックさせたり、ゆっくり回したりができない…

旧軽井沢の一番奥にショー記念礼拝堂という木造の教会がある。日本聖公会に属する教会である。1885年、夏の軽井沢にやってくる観光客まだ、それほどがいなかった頃にここへやってきたアレクサンダー・クロフト・ショーがはじめた教会。2度改築されている。 …

旧軽井沢の街中の人出は以前に比べるとその数は驚くほど増加している事は間違いがない。それでも公衆トイレを有料施設にする必然性があるという事は、その人出が売り上げに結びつかないという事を表しているのであろうか。全くの民間施設がその利用者だけに…

かつて公衆トイレは汚いもの、というのが通り相場だったわたしたちの国では、これがあったら結構役に立ったかも知れない。しかし、汚いトイレは今や非難の的になる。かつて“文句があるなら使うな”とでも云うような施設しか持っていなかった国鉄がJRとして民…

【写真：そのひとつ。今コインを百円で買った人がそのコインを入れようとしている】 3年ぶりに旧軽井沢の商店街に足を踏み入れて驚いた。 ものすごくたくさんの建物が新しくなっているだけでなくて、ほぼ駅前から旧軽の六辻まですきまなく建物が建っていて、…

30-40分は浸かっていたであろうか。友人とあぁでもない、こうでもないと話ながらである。風呂から出て、大広間に席を取る。 オクラの揚げたお菓子を（カロリー高いだろうなぁ）を齧りながらお茶を飲んでまた四方山話。終いに4人とも座布団をまくらにうたた寝…

腹が満たされたところで、いつものコースで、小諸の「あぐりの湯」にいく。何しろここの露天から見た景色はどんな高級旅館の露天も敵わない。浅間山を遙かに望み、その裾野をすべてみる事ができる。多分、これに互するのは十勝温泉の露天風呂から見たあの山…

やっぱり、小諸の北国街道にある旅館。相撲の巡業なんかも泊まった事があるという、昔ながらの旅館の風情。予約が必要。ここのそばはすごい。前日の夕食を少なめにし、朝食を抜いて、昼食にやってきた方がよい。ひとつひとつの前菜がまた泣かせる。なんちゅ…

小諸の北国街道にある。古い商家を再生して何人もの人たちが力を注いで、つくった。そば屋はプラスティック会社の経営者夫妻がやっているので、土・日しかやっていない。今年は行っていないから判らないけれど、そばもさることながら、建物も興味深い。

中軽井沢の一本裏の通りにある小さい店。東京出身のおじさんが娘とやっている。自宅の前半分が店になっている、という感じ。大体、午後2時くらいになっているともうその日の分が終わってしまって、「今日は終わりました」の札が下がっている。おいしい。

なかなか順番が回ってきそうもないので、近くのもう一軒のお店に行く事にした。ここは更科風で、ちょっと天ぷらものは私の好みではないのだけれど、（それにもう天ぷらは食べたいと思わないのだけれど）その量は誰にも不満を言わない。東京のちょっと名の知…

自宅で仕事をしている友人夫婦と昼飯を一緒にした。 こっちにくると一度は立ち寄りたい店があっちにもこっちにもあって、いつも迷う。 これまでいった事がなかったけれど、他の友人がここはおいしいよ、といってくれたそば屋*1に行ってみるとさすがに土曜日…

【写真：これが中央横断道ってやつ。もちろん連れ合いが助手席から撮影。なんだか判らんけど、新しそうでしょ？】

北軽井沢に住んで、中軽井沢で働いている友人が、今日は休みだというので、夕ご飯を一緒にしよう、と遊びに行った。リゾートマンションに住んでいるのである。「車をどこに置いたらいいの？」と聞いたら、どうせ誰もいないからどこに置いても良いよ」という…

その硫黄系水系の他に、もちろん湧き水、雪解け水がつくる水系があって、いくつもの池が点在する。裏を流れる長笹沢川は吾妻漁協が川魚を放流していて、ここはライセンスが必要である。伝え聞くところによると、そこで放流していたやまめの稚魚、よそから持…

かつて自分が働いていた会社が持っている山である。 露天掘りの鉄鉱石の山であった。品位の点でもう外国産の鉄鉱石にとてもかなわなくなって閉山をした。採掘権だけを持っていた会社は国有林の管理者、営林署に返還を申し出たが、露天でひっくり返されてしま…

5年ぶりに六合村の山に出かける。 下の子がまだ幼稚園にはいるかどうか、という頃から10年ぐらい前まで、この山には年に平均2-3回はやってきていた。当時はワンボックスにテント、タープ、コンロ、寝袋、一切合切を積み込んでいた。何日でもいられるくらいの…

【写真：葦簀張りの露天の浴槽から前方はこんな具合。緑のただ中にある。】

暑い東京を離れて友人が暮らす長野県に遊びに行く。 その道すがら、昨年一度も行っていない、横浜の父の墓参り（横横道路の朝比奈ICの傍）、そして山梨の連れ合いの両親の墓参りをしながら一日を掛けてレンタカーを走らせる。こりゃ「道すがら」じゃないな。…