ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

250円弁当

 【写真は他の日に購入せし「酢鶏弁当」なり。】
実は今日も250円弁当を買ってきたんだけれど、なんでこんな値段でできるのか実に不思議。揚げ物は買ったことがないけれど、肉じゃが(というかジャガイモの煮物といった方が正確)はメイクイーンが4個も転がっている。あとはいつも一緒でマカロニのただ茹でたものと漬け物だけ。これだけではバランスがよいとはいえないけれど、結構食べられるのだ。種類はどれほどあるのか検証していないので知らないけれど、今日は甘酢の匂いに吊られたなぁ。それでいながら(多分チキンの)甘酢あんかけ弁当を買わなかったんだよなぁ。
 どうもいろいろなところで250円弁当というのは売られているらしくて、2007年02月06日13時53分のAsahi.comでも京都の「250円弁当元気や」は京都市内に6店舗を展開していると云うし、名古屋市のスーパー「生鮮食品館サノヤ」でも250円弁当を一日800食を売っているという。市川市に事務所を置く経営コンサルタント、渡辺一紀氏はこれまでに全国に十数軒を仕掛けたという話だ。それにしても250円といったら普通のスーパーでは白い御飯を一人前買ってもそんな値段になりそうだ。どうしてやっていけるんだろうと頭をかしげながらいつも買う。「採算が合うように事業化するのは簡単ではない。事業主のやる気次第だ」とくだんのコンサルタントは云っているというが、並大抵ではないだろう。
 昼飯時に通りかかると列ができていて、これが週末なんかになると近所の娯楽施設にやってくるおじさんたちでわんさか人がたかっているという雰囲気である。私は買ったことがないけれど、揚げ物の単価も安いらしくて、先日なんかは私の前にいたおじさんがコロッケをといったら、すみません、もう全部売れちゃっているんです、という。あとからおばさんが取りに来てごっそり持って帰った。あれどこかで商売してんじゃないだろうなぁ。
 ちょっとググって見たら大変だ!やたらみんな250円弁当のことを書いているし、2チャンにもスレがあるくらいだ。ここの弁当屋さんはず〜っと昔から弁当屋だったんだけれども、ある日気がついたら大きな字で「250円」と書いてあって、「本当かよぉ・・・」とずっと眉に唾をつけていた。で、先日思い切って買ってみたらとてもシンプルなんだけれど、とにかく安いからと、もう既に5-6回は買ったかな。あれ以来、どこで弁当見ても高く思えちゃうんだよなぁ。自民党は何も見ちゃいないけれど、下々はどうにか暮らす術を捜す。それにしてもこの金額で成り立つのには何かありそうだけれどなぁ。