ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ぴったんこカンカン

 TBSテレビの番組宣伝を見ていたらちらっと昔見たような人が映っていたので、夜になったら警戒(てぇこともないけれど)していた。いつものようにNHKのニュースを見ていて、はっ!と思い、TBSに回したら安住アナウンサーの番組で勘三郎が出てきて二人で「金田中」に入るところだった。昔から政治家が良く出入りするところが映し出されたあの料亭である。テレビが入ったのは初めてだと云うが、最近はこうしてテレビが入ったことがないという店がどんどん取材OKになる。背に腹は代えられないというものなんだろうか。
 浅草の仲見世を二人は歩く。なぜか浅草のこの手の取材というと必ず登場する「文扇堂」という扇子屋が登場する。何か不文律があるかのように、こうした番組の取材は浅草では必ずここが出る。勘三郎は来年の年末にまた浅草寺境内に中村座を張るんだそうだ。ここから鶯谷に行くと聞いて、あぁやっぱりここで登場するのかとわかった。
 かつて宮田容洋・布地由起江という漫才がいた。もう今や人の口にのぼることもない。子どもの頃はよく聞いた名前だ。この宮田容洋の弟子で、宮田容かんといった人がやっている店だ。随分昔に遊ばせて貰ったことがある。その時も面白い歌を唄っていた記憶がある。そういえば前回の浅草寺境内での中村座の時に容かんご夫妻をお見かけした。なるほどそういう関係だったのかとその繋がりがわかって面白かった。私はご夫妻とはそれほどお話をした時間はないが、ひとり息子の「みつ」とは結構長い時間を過ごしたことになる。彼もそろそろ25-6歳になるんだろう。