薄曇りのクリスマスである。昨日までの巷の浮かれ雰囲気が肝心のクリスマス当日になったら、なんだか「The party is over」といった雰囲気で、「いつまでも浮かれてんじゃない！」と云われそうな雰囲気だ。ま、1％だからしょうがない。
いつもの日曜日と同様の時間からクリスマスの礼拝は始まる。前日の夕方の式ではほぼ満員状態になっていたけれど、今朝は多分6分くらいの人たちが来られていて、そのうち女性が多分97％位を占めていたのではないかと思われる。初めての人がいつもの日曜日よりも多くおられたのはやはりクリスマスだからだろうか。
日曜日にしか通らない経路をとったけれど、今日は平日、それも年末最後の週の初日だからか人が多い。パンやさんも、鶏肉やさんも、弁当屋さんもラーメン屋さんも人が並んでいた。年に一度だけこの界隈の平日の街並みを見ることが出来る。そういえばもう何年も前に蕎麦屋で牡蛎蕎麦を食べたことを想い出した。
銀座の中央通りを8丁目方向から一丁目方向に向かって右側の歩道を歩いていると左後ろから制服警官が二人慌てた様子で人をかき分けマロニエ通りを築地書の方向へ向かって走っていった。何かあったんだろうかといぶかしく思っていると後ろの方で騒がしいサイレンがしてポリス・カーが3台も赤い光を回転させながらミキモトか山野楽器のあたりに止まり、警官がバラバラと降りてきた。こっちからは何事があったのか分からないのだけれど人だかりがしていた。そのうち、その一台がサイレンをたかだかと鳴らしながら、「緊急車両が発車しますっ！」と猛スピードで日本橋方面に走り去った。あれは一体なんだったんだろうか。
