ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

デジタルテレビ 面倒

 昨日は友人たちとの練習の日だった。と、同時にケーブルテレビをアナログからデジタルに切り替える日だった。本当は先月の25日に切り替える予定だった。ところが当日になって確認の連絡をしたら、なんと予定が組まれていなかった。そしてそこからスケジュールに組み込んだのでこんなに先になってしまった。
 デジタルへの切り替え依頼がどんどん入ってきてスケジュールがタイトになってきているのだそうだ。
 通知されていた作業は15:-18:00の間に行われるというものだった。15:30を20分ほどすぎても連絡はない。事前連絡もない。ひょっとしてと思って連絡を入れる。予定には入っていると窓口がいう。その内に連絡が来て実際にSTBを持ってやってきたのは17時を15分ほど過ぎてからだった。
 作業に立ち会いながら捜査、その後の設定、などを聞いているうちに練習の時間になってしまった。上の空で質問をし、全部終わるやいなや飛び出した。
 手練のプレイヤーたちばかりなのですぐに構成を確認。こんなメンバーで一緒に音を出せるのははなはだ贅沢である。
 うちに帰ってからテレビのリモコンを操作してみるが、はっきりいってとても面倒。アナログのあの単純さが懐かしい。こうしてみるとデジタル化は高齢者にとっては利用者にはなはだ易しくないといって良い。しかも今の液晶デジタルテレビは音声と映像とのずれも、そしてチャンネル変換の追従性もとても気になるほどの遅れがある。これはどんなことをしても改良することはできないものなのだろうか。デジタル信号の応答性からいってこれが限界だろうか。
 発進側からいえば多くの媒体提供経路が確保されるのかもしれないけれど、受信者側からいったらアナログの利便性の方がよっぽど身近なような気がする。これだけの経済的、精神的負担をこんなにやすやすと利用者の負担に負わせるのは誠に間尺に合わない。
 電波状態さえ良ければ、アナログ放送であったらどこかそこらに余っている受像機に電源を入れてしまえばその受信状態の善し悪しはあってもどうにかこうにか見ることができる。それが少なくともコンバーターがついて歩かなければ今後は見ることができない。これは少なからずのテレビ利用者を切り捨てて行く可能性があるのではないかと危惧する。