- 作者: 堀栄三
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1996/05/01
- メディア: 文庫
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そしてごく簡単な話ながら兵站、つまりモビライゼーションという概念が徹底的に失われている軍隊であったし、現地放りだし、根性と大和魂だけで堪えろとだまし討ちにした軍隊だったことを改めて知らされる。
そんな気があったかなかったかは別として、あれだけの日本人を無駄死にさせてきたことは明らかで、時の軍部、政府、指導者に明確にその責任があるが、昨日の話じゃないが、やった奴もやった奴だけれど、そのシステムを受け入れていた方も受け入れていた方だということだろうか。だから、反対する時には明確に反対しておかなくちゃならんだろう。