自民党が経団連から押し込まれて経営者が利潤率を上げるがために労働者から取り上げて良いという政策をとって労働者派遣法を改悪した。そして、法によってそういう倫理観を定着させたのが自民党と公明党だ。経済を成長させるために規制を取り払ったのだという説明の仕方をする「朝まで生テレビ」が連れてきたスピーカーは、明らかにど阿呆だ。それをそのままにしておく田原総一郎はもういらない。
経済が活性化したら利潤追求をその目的とする企業はできるだけ法人税で持っていかれないように用心をする。そしてできる限り国税に持っていかれないようにあぁでもない、こうでもないと工夫をする。つまり規制を取り払って経済が活性化してもそれがそのまましたたり落ちる滴にはとても足りないものとなるのだよ。
そういう言葉であの時に私たちは騙されちゃったのだ。あるところから持ってきて、社会保障を充足されることがこれからの道だ。そんなことをしたら金持ちがこの国から出て行ってしまうんだぞ、というのがいつもの脅かし文句だ。そうして国民を脅かして得をするのは誰か。金儲けに邁進している人たちだということだ。