［パリ 12日 ロイター］ 欧州の航空機メーカー、エアバスは12日、リビアでエアバス製旅客機が墜落したことを確認した。
同社によると、墜落したのはリビアのアフリキーヤ航空が運航するヨハネスブルク発のエアバスＡ330-200型機。
一方、リビアのトリポリ空港治安当局者は、乗員・乗客103人が死亡、1人が生存していると明らかにした。
この時点では1人の生存はいずれでも報じられているけれど、犠牲者数に103あるいは104人という数字が報じられている。
Afriqiyah Airwaysというのはリビアが制裁措置を解かれてから設立された国営航空だそうで以前のLibyan National Airとは別物のようだ。2007年にA-320を5機、A-350を6機導入して始まったと同社のサイトに書いてある。現在の運行フリートはA320 – 200（定員142名）が5機、A319 – 111（定員112名）が3機、A330 – 200（定員230名）が3機。
同社の発表は墜落したのは8U771便。搭乗していたのは乗客93名、クルー11名ということなので、1名の生存が確認されたとすると犠牲者数は103名。事故は着陸中に発生したとされている。
ヨハネスブルグ発だったからか、犠牲者の中にオランダ人が61人にて、助かったのはオランダ人の10歳の少年だということだ。
