東京拘置所の刑場が公開された。公開されたといっても一般に公開されたわけではないし、クラブ加盟の各社(どこのクラブか知らないが)のみに公開された。これまでこの刑場は国会議員だけに三回公開されたらしいけれど、写真撮影も許されていなかったそうだ。
なんだかどこかのお金持ち自治体の議会場みたいな造りで、なんと床は絨毯がwall to wallなんである。さすがにロープはセットされていなくて、そこら中にリフト用のアイみたいなものが設置されているのがどんな具合なのか良くわからない。
こうなってみると、今までなんでこれを公開しなかったのか、そして公開しても写真撮影を禁止していたのか、理由が良くわからない。多分公の施設なんかで、諸々禁止されている項目っていうものも、何ら意味があって禁止されているのではなくて、ただただ権威付けのためだけにそうなっているんじゃないんだろうか。写真撮影禁止だというのであれば、どうぞそれに変わるような絵はがきを売っておくれよ。
それにしてもなんで外国のプレス、フリーの記者たちを公開の場から除外したんだろうか。理由がわからないけれど、多分理由はないんだろうな。