私は何かというと写真を撮ります。いつでも肩からカメラをぶら下げております。
日本の寺社仏閣へ遊びに行くと、ほとんどのところでは写真撮影禁止です。なんでだろう？どこかの神社でここは神聖なところだから写真を撮ってはならないといわれたことがあります。写真を撮ると神聖性が損なわれるということになります。その根拠は一体何なんだろうか、というようなことを考えてしまいます。
キリスト教の教会でも、日本では撮影を禁止だといっているところがあります。ところが遊びに行った外国の教会ではそういわれたことはほとんど希有であります。お祈りをしている信者の方を写真で撮るのはやめてくださいと書いたところは見たことがあります。
日本ではそのあたりに神様の魂が宿っていると考える訳なんでしょうねぇ。で、その魂は写真が嫌いなんだと。写真が嫌いな魂ってなんだろうなぁと。写真の好きな魂というのはいないんだろうかと。
こういうことをいうと、皆さん、ダメなものはダメなんだから、ごたごた並べるなと仰いますな。
神社の外から神社の中を撮影していたら、「そういうことをするのはやめてください」と若い女性に言われたことがあるのですが、「そういうこと」が何を意味するのかがわかりませんでした。問い返したら喧嘩になりそうでやめました。
日本の仏教は他国の仏教と異なっているのかもしれませんね。神社は勿論日本固有の宗教ですから比べようもありません。
イスラムや、ヒンズーではどう言っているんでしょうね。
