ほぼ足りてまだ欲 その先

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この人は誰?

天下りは、公共側に役人を踏みとどまらせるニンジンだ。今は給料が低くても、将来的にメリットがあるから民間のお誘いを蹴って役人にとどまろう——そう考える余地ができる。いやもちろん、天下りの害は百も承知。でもそれをなくしたとき、いったい役人は何を支えに仕事を続ければいい?(山形浩生 こちら

 じゃ、定年退職だと放り出されて、はいそれまでよぉ〜!の民間企業に勤めた単なる歯車の一つに過ぎない、ア、いやいや、歯車はそれがないと動かなくなっちゃうわけで重要だぞ、そのへんのひとりのおじさんは何を支えに仕事を続けてきたと思うんだろうね、この人は。(朝日新聞 土曜版 be 2004/08/28号)に掲載された古い話である。