人間の根源として、男は女性を乱暴に扱うのが「男ッ！」みたいなところがどこかに秘められているんだろうか。
例えば戦争に行った男たちがぴりぴりした戦場の中で、敵国の女性をレイプしたというような話はあそこでも聴くし、ここでも聴くし、それは中国に侵略した日本の軍隊だけの話ではなくて、今この現在でも実質的には戦争状態にあるイラクや、アフガニスタンでもそうだろうし、アフリカ各地の勢力争いの中にある内乱でも、いやいや、米軍の基地だらけの沖縄でも、聴く話だ。
それは行き届かない教育のため故なのか。
例えばほぼ全員が高等教育たる大学教育を受けてきたと思われる職場においてだって、そんな話を平気でし続ける男が居る。それはそうした行動を支持する価値観でもある。それは「非人間的」な行動であり、行為なのだろうか。ひょっとしたらそれがきわめて「人間的」なことであって、それを理性でコントロールできるのかできないのかが「教養」なのだろうか。
そんなことはどうでも良くて、とにかくそういう事件が起きないように、取り締まるしかないのだとしたら、日米地位協定のような不合理な設定はすべて破棄して、抑止的にその種の犯罪を断罪するしかないのだろう。
