ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

放射線を浴びる

 浴びるったって、医者でレントゲンを2ショット撮ったということだ。昨年も1-2枚撮影している。ということは私は一体どれほどの線量を浴びたことになるのだろうか。こんなこと昔は考えたこともなかった。この医院にいったのは多分一年半ぶりくらいだろう。つまり、その間区から提供される健康診断すら受けていないということだ。
 医者はすぐに気がついて(カルテを見るんだから当たり前だ)「あれ!ずっとやってないじゃん!」というのである。ばれたか。すぐにやろうということになってしまい、心電図、胸の写真の撮影。聴診、問診、血圧とぽんぽんとやってしまう。残るは血液検査と尿検査と検便だ。血液検査ばっかりは前夜から水以外を摂取していないという状況でやらなくてはならないのだから、今日はできない。今週中にやろう!というのだけれど、先生!今日出して貰った風邪の薬を摂っている状態のまま血液検査から尿検査をやっても良いっての?と聞くのを忘れてしまった。あとで電話しよう。
 それで、そのレントゲンなんだけれど、驚いたのはそのすべてが新しい機械になっていて、なんと総デジタル化されているんである。フィルムではないのだ。フィルム大の媒体で撮影したものを先生がリーダーに入れ、それが診察室のパソコンに読み込まれている。診察室には横長の液晶モニターがあって、そこに映し出された胸の写真はどんどん拡大ができて、とても鮮明だ。もうこうなったら昔には戻れないだろう。ストレージも楽だ。これならこれまでのアナログフィルムもデジタル化できるんだろう。
 どうも、デジタルレントゲンは当たり前のことだそうで、今頃驚いている場合じゃないんだそうだ。こうやってどんどん最新機器から遅れていく。尤も、その医者も慣れるのに一ヶ月もかかったよ、と苦笑していた。彼は確か私よりちょっと歳上じゃなかったか。