ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

中軽井沢

 中軽井沢の「星のや」のすぐそばの友人の別荘に泊まっていて、そこの書棚にずらっと並べてある「話の特集」の中から1981年のある月の号を読んでいたらジャズ・プレイヤーの八木正生がクレソンについて触れていて、「軽井沢の星野温泉の下の川のクレソンが」と書いているのを発見する。今じゃ、超しゃれた宿泊施設として名をはせている「星のや」もその昔は「星野温泉」といって、その上の塩壺温泉と同系統のお湯の温泉宿だった。あそこの風呂に入らしてもらっていた頃は実にのんびりしていて良い時代だった。
 二つのお風呂をあっちに入って、また着替えて出てきて、またこっちに入ったりした。泊まったことは一度もないのだけれど、お風呂には何度も入れてもらった。ある時は屈強な若者二人と、じいさんが入っていて、なんだか違和感があるなと思ったら、そのじいさんが中曽根康弘だったりした。
 今の経営者になってからどんどん次から次に新しい切り口を手広く広げて見せて急展開だけれど、急展開する企業らしく、あちこちで波紋を広げていそうだ。