全国電力関連産業労働組合総連合（電力総連）の第31回定時大会が6日、名古屋市内で開幕した。冒頭あいさつした種岡成一会長は東京電力福島第一原子力発電所の事故について謝罪した上で「明らかになった問題を率直に反省し、今後の活動に反映していきたい」と強調した。一方で太陽光や風力はすぐにはベース電源になり得ないとの見方も示し、「原子力は、現時点では電力の安定供給に必要な電源」と訴えた。（電気新聞 2011/09/07）
原発のあり方について検討を進めるなどとした運動方針を採択した。東京電力福島第１原発事故を受け、過去半世紀以上盛り込んできた「原発推進」は外され、組合員からは雇用などに対する不安を訴える声が聞かれた。（時事ドットコム2011/09/07-12:20）
まさか、この時点で「原発推進！と力強く宣言！」なんてできるわけがない。自分の雇用のことしか考えないというのはバランスを欠いている。まだ、読売新聞の社説よりはまともだといっても良いかも知れないけれど、世の中の支持を得られるとは思えない。
