ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

映画

 ジョディ・フォスターが監督をやって自分でも出ている映画をシネスイッチでやっているという話だったので、見に行った。結論から言うと(映画を見に行った話で結論ってなんだよ)、ジョディ・フォスターの映画なんだろうけれど、これはメル・ギブソンの映画というべきなんだろうな。
 テーマは相当に重いものなんだけれど、そこにいろいろ盛り込み過ぎちゃったなぁという感じ。メル・ギブソンの鬱克服に関するテーマに絞って貰いたかったなぁ、そしてそれをもうちょっと丁寧に描いて欲しかった。そのあたりを突っ走ってしまったものだから、ちょっと上っ滑り。テーマがテーマだけに。良いポイントを突いのに、広げすぎてしまって掘り下げが足りなかった誰かさんの論文、みたいな映画だった。
「The Beaver (邦題:それでも、愛してる)」