某衣料量販店、といってもUNIQLOのことだけれど、ジーパンを2本買った。まとめて買うとディスカウントするという奴だ。これで買うとLevis1本分で2本買える。どうせ私が着ているものに期待する人もいないからこれで十分だ。
というのも昨年だったか、今年の初めだったかに買った、ちょっと伸び縮みするジーパンがとても履きやすかったからだ。この歳になるとこれだと立ったり座ったりが楽だ。
店員の若い男性に「このジーパンは私が履いているこれみたいにストレッチする?」と聴いた。タイプがわからないと何とも云えないという。触ってみればいいのに触ろうとしない。多分爺さんが今穿いているジーパンなんて触るのも気持ち悪いだろう。「〜だと思う」という。「そうか、〜だろうか、かぁ・・」とつぶやくと合いの手がない。つまりなにも返ってこない。「下手するとこの爺切れっかも知れねぇなぁ」と思っているんじゃないかと危惧する。「じゃ、裾を計ってね」と頼む。
そのジーパンをレジに持っていく。すると今度の女性キャッシャーは、ズボンの裾を揃えながら「この長さでよろしいですか?」と聴く。ピンを打ってなかったのかと思って「ピンがない?」と尋ねると「両方ともこの長さでよろしいですか?」と聴くのである。「え、それってどういう意味?」と聞き返すと、ここから彼女の反応は云いっきりになって、できるだけこの客との接点を短くしようと努力し始めたことが伺える。
たまには右と左のズボンの長さを変えなくてはならないという要求があるのかも知れない。しかし、それは相当に稀だと思われるし、そうだったら試着室でそう要求するだろうと思う。こんな聴き方を訓練するんだろうか。なんだか一段とズボンが細くなっているような気がする。大丈夫かな。
裾の修理ができるまでの間本屋で立ち読みする。
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そして、これだ。かつての週刊文春の編集長だった花田紀凱(はなだ かずよし)が編集長を務める無茶苦茶右翼雑誌である「WILL」の表紙を見て思わず目を疑う。なにしろ「私が安倍総理に望むこと:金美齢・古田博司・深澤成壽・平川祐弘・大下英治・中西輝政・長谷川三千子・上念司・湯浅博・西部邁」とあるのだ。一体何時安倍がそういうことになったというのか。あまりのとんでもぶりに脱帽だ。
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