東電が7月5日に福島第1原発2号機付近の沿岸監視井戸から検出したトリチウムの濃度は日本の安全基準である1リットル当たり6万ベクレルの10倍で、しかも上昇している(ベクレルは放射性エネルギーが1秒間でどれほど放出されているかを示す単位)。これは原発事故後、同社が観測した最高濃度だ。(The Wall Street Journal 2013/07/09 12:57 pm)
どうしてこれがトップニュースとして語られないのか、不思議でしょうがない。なりすまして痴漢をさせた男の話だとか、アシアナの事故原因捜査の話、兼島ダンシングの自転車窃盗なんかより、遙かに、遙かに重大なニュースではないのか。本当に太平洋沿岸の魚は大丈夫なのか。東京湾の放射能汚染の実態は一体どうなのか、東京の魚は大丈夫なのか、どうして語られないのか、マスコミは一体何をしているのか。