ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

散歩

 昨夜午前0時頃に寝たのに、午前2時には目が醒めてしまい、そのまま起きていた。すると午前7時頃になって眠くなり、目が醒めると午前11時だった。合計6時間の睡眠だ。こうなるときっと午後になってまた眠くなるだろう。
 そこへつれあいが買い物がてら散歩に行ってくるというので、そんなら今すぐ起きるからアメ横に150円寿司を食べに行こうといって出かけた。アメ横は中国人と修学旅行でやってきた地方の不良中学生が目についた。いや別に不良だっていう訳じゃないのだろうけれど、制服をわざと崩して着ている、遅れてやってきた反抗期の子どもなんだろう。
 珍しく都知事候補者の街宣車が西郷さんの下で演説してる。宇都宮健児街宣車だった。本人ではなくて、誰だか知らないおばさんがキャンキャンとしたアジ演説をしている。この種のキンキン声の大音量はとっても嫌な気分になる。折角の宇都宮健児街宣車がこれじゃぶちこわしだ。もっと落ち着いて語りかけようよ。
 その直ぐあとで「候補者本人です!」という声が聞こえたので、一旦離れたにもかかわらず戻ってきた。一年前の時は、官邸前デモの現場で宇都宮健児に思わず駆け寄って「ありがとうございます」といって握手を求めた。
 宇都宮健児がいっていることはまさしく私が日頃いっていることそのもので、他を顧みる余地がない、まさにぴったりの候補者だから、今回彼がまた立候補すると聞いた時は、今度こそと思ったものだ。
 しかし、彼は演説がヘタックソだ。覇気がない。どこかのだれかのように髪ふりみだして、「この歳になったって地毛がこんなにあるんだぜ!」と私に嫌みをいっているような、元士族だとか三代にわたる国会議員だとかって連中と比べたらおよそ格好悪い。まさに天と地のくらいに見栄えが違う。
 街宣車の周りにいてビラを配っている人たちだって、若い人なんてただのひとりもいない。爺さん、婆さんばっかりだ。中には腰が曲がって杖をついている人たちだっている。オレンジ色のジャンパーの色がはなはだ田舎くさい。誰がどう見たって電通とか博報堂とか、それに類するような役割を担っている組織がいるとは思えない。実にスマートじゃない。
 だけれども、だからこそ余計信用して良いような気がする。いや、そんな論理の成り立たぬことで彼を支持する訳じゃない。私の主張とぴったりだから彼を私は選ぶ。
 帰りに野菜をしこたま買い込む。人手がある時じゃないと重いからね。今日はようやく8,580歩。
 追記:帰ってきたらやっぱり眠くなっちゃって、また2時間ほど寝た。これじゃ夜になってまた目が醒めちゃうんだろうなぁ。