いよいよNBAもレギュラーシーズンが始まる。昨シーズンは久しぶりにプレイオフに出場するチームがあったりして、かなり新鮮に感じたものだった。それにしてもユタ・ジャズの低迷は致命的だ。
一頃デイブ・ストックトンとカール・マローンがJAZZを引っ張っていた頃は無敵だったことを考えると、どうも物足りない。その昔はニュー・オリンズに本拠を置いていたからこんなチーム名になっているのだけれど、ユタ州のソルト・レイク・シティ、つまりあのモルモンの本拠地にやってきてからというものなんだかチーム名がそぐわない。どうせだったらユタ・モルモンズかなんかにしちゃった方がわかりやすいだろうに。
あの街に2ヶ月半ばかり滞在したのはそろそろ35年ほど昔になる。一度だけ、ホームステイしていた家の若い旦那とその友達と一緒に見に行ったことがある。一番上の席は確か10ドルかそこらで入れたような気がする。相手はLos Angeles Lakersで、その年のルーキーがあとでエイズを病んだマジック・ジョンソンだった。試合はもちろんLakersの勝ちで、試合後のインタビューでマジック・ジョンソンが答えていた。帰りになぜか控え室前の廊下を通って出て行くことが出来たのだけれど、そのときに彼ら一流のプレイヤーがいかに背が高いのかを実感したものだった。
数年前にSalt Lake Cityを再訪したら、Stockton StreetとかMaloon Streetなんてのが出来ていたのが微笑ましかった。
