昨日ツイッターで偶然私が卒業した清水市立岡小学校の卒業生の人がたこ揚げ遠足のことを書いているのを見た。私がその小学校に在学したのは6年生のたった一年間で、それもほとんどは前に住んでいた三保半島の折戸からバスで通っていた。
岡小学校のすぐ傍に、五叉路の変わった交差点があって、主要道路は桜橋から降りてきて、そこで90度に曲がって万世橋の方へ下っていく。
その交差点を「記念塔前」と呼んでいたし、バスの停留所もそう呼ばれていた。今になって、一体あれは何の記念塔だったのかと疑問に思った。なにしろネットはこんな時にはもう完璧で、一発で見つかる。
正確には「清水市都市計画事業記念碑」というものだったそうだ。昭和7年に建てられたのだそうだけれど、多分邪魔になったので昭和35年には撤去されてしまったようだ。私が小学校を卒業したのが昭和35年のはずだから、中学に通うのに桜橋から静岡鉄道に乗って通っていた時にはもう撤去されていたということか。それでも長ずるに及んで仕事で暮らしていた時には、タクシーの運転手に「記念塔前」といっても通じていた。私が転勤になって彼の地を去ったのち、昭和61年には桜ヶ丘公園に設置されたそうだから、今ならチャンスがあれば見ることができそうだ。