子どもの頃の今日は毎年毎年むちゃくちゃ焦っていた。日記をまとめて書かなきゃならないし、工作なんてどうして良いかわからないし、あぁ、学校が火事になっちゃえば良いのに、そうしたら相当燃えるだろうなぁ（三つとも小学校は木造だった）と思ったり、病気になっちゃえば良いのにとかって思っていた。
でも、大体通信簿はまぁまぁだったので、学校に行きたくないとは思わなかったけれど、宿題だけは嫌な夏休み最終日だった。だから宿題の仕上がりが良かったものなんてひとつもない。なぁに、やるときが来ればやるんだよと思っていたけれど、今の今までやるときは来ないから、ちゃんと仕上がったものなんてひとつもない。やっつけ仕事のものばかりだ。だから、その場でどうにかしないとどうにもならないなんて時は大得意だったのだ。例えば、学芸会とか、生徒会とかね。まるで、安倍晋三みたいなもんだな。演説のそつのない言葉は得意なんだけれど、積み重ねが必要な長期政策立案なんて代理店任せって奴。つう訳であんまり奴の悪口は言わない方が良いのかも知れないけれど、自重の意味を込めて、やっつける。
