昨日は歌の会の伴奏でお世話になっている方のオルガンが聴けるというので、井の頭線の池之上に行ってきました。池之上といえば、私が中学2年生の時だったか、数学を教えてもらいにある方のお宅へ毎週伺っていたことがあります。何しろそれは60年くらい昔のことですから、もはや、駅からどう歩いて行ったのか、全く記憶がありません。当時は連立二次方程式のあたりの頃で、それほど難しかったわけではないのですが、なぜか教えてもらいに行ったのです。今から考えてみたら、英語に没頭していた高校一年生くらいの頃に、そういうチャンスが必要だったわけですが、多分それは無理だったんだろうと思います。というのも、通学に往復2時間はかかっていたはずで、平日は週のうち三日間は2時間を英語に費やしていたからです。ま、今だったらもっと詰め込んだのでしょう。
池ノ上の駅は全く変わっていました。踏切はそのままですが、改札口が上になっていました。池之上は渋谷から三つ目です。神泉、駒場東大前、そして池之上ですが、この各駅には確実にトイレがあります。しかも、それが車両の駅表示に、いちいち表示されています。高齢者向け路線なのでしょうか?(笑)
朝方の雲の割に、予報通りに青空になったら、案の定、陽射しはなかなかで、演奏が始まってしまった教会の椅子に座ると、汗が伝ってきました。
前半は欧州の曲でしたが、後半はご自身のエレクトーンの先生だったと仰る柏木玲子さんの曲をご自身が編曲されたという曲、そして最後が、ご自身が編曲された日本の秋の歌メドレーでした。このメドレーが珠玉の出来で、遊び心も充分に表出された、正に感動を呼び起こすような編曲でした。今度お目にかかったら、絶賛しなくては。それもそのはずで、彼女は作曲科のご出身です。
日本橋まで出てきて、あとは都営交通で帰宅。