ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

メモ

 テレビで37歳で大金持ちになった若者が「メモ」の話をしていた。

f:id:nsw2072:20190408162959j:plain:w240:left そういえば、学校に通っていた頃は、小さな小さなノートをポケットに忍ばせておいて、電車の中でも気がついたこと、思いついたことをメモしていた。自分が関心を持っている分野でに関連した項目を忘れてしまわないように、ということで始めたのだけれど、このノートが文献帳も兼ねていて、何かで知った文献を忘れないうちにメモっていた。そうしておかないと、すぐに忘れるからだ。

 今は文献に関しては、書籍になっているものはAmazonの「欲しいものリスト」に載っけてしまう。そして本屋にいったらiPadをとりだしてそのリストをためつすがめつする。それにしても学校に関係している間は図書館のopacにしょっちゅうアクセスして書籍を確認していた。それが20年も経ってみると、学校のopacには書籍の検索だけではなくて、文献検索サイトや、新聞の記事検索サイトがつながっている。便利な世の中になったものだと実に羨ましい。この図書館を利用するためにもう一度学生に登録したいくらいだ。

 学校の図書館で思いだしたことがある。学部から大学院への進学の谷間期間のことだ。学部は卒業するわけで、あの学校の図書館は卒業する学生には1月の末で貸し出しを終わってしまう。そこから大学院入学手続きが終わるまでの間、在籍していながら図書館を利用できないという馬鹿馬鹿しい状況になった。この間は最も自由に動ける期間であるにもかかわらず、利用できないのだった。硬直した制度が大好きな図書館らしい考え方だった。あの学校の図書館は(何度も書くように)学生を性悪説で遇することに徹底していた。損害賠償して貰いたかったなぁ。