昨日は友人のふたつのバンドが30人ほどはいる小さな小屋でライブをした。両方ともテーマは昭和歌謡。といっても両方ともボーカリストがアラフォーの女性。当然選曲は中森明菜とか、山口百恵なんてところが中心になるんだけれど、私の知らない曲が二曲くらいあって、その後彼女が「では平成から昭和に戻ります」といったので、あぁ、そうか、知らないわけだ、平成じゃなぁと納得しながらも、そうか、昭和はもう既に30年も前のことなんだとハッとした。つい昨日のことのように思っていたけれど、もうそんな昔のことなんだ。それにしても彼女たちにとってだって、かなり昔の曲な筈だけれど、なんでかと思う。しかし、10歳くらいの子どもにとってはその当時ヒットしていた曲は印象深いのかも知れない。
私が10歳くらいの頃のヒット曲って何かなぁ、と思った。「年間シングルヒット曲」というサイトがあってちゃんと列挙してくれてある。
- 有楽町で逢いましょう
- 港町十三番地
- 東京だよおっかさん
- チャンチキおけさ
- 俺は待ってるぜ
- バナナボート
- 東京のバスガール
- 青春サイクリング
- あん時ゃどしゃ降り
- りんご花咲く故郷へ
最後の「りんご〜」だけは全く記憶がないのだけれど、他の9曲は全部諳んじることができる。なるほど、彼女たちがあの辺の歌を唄えるのは当然なのだろう。
小4の二学期に転校した先の学校で、先生が「横浜からの転校生です」と紹介してくれた瞬間に「みなとまぁちぃ、じゅうさんばんちぃぃぃ」と唄ったお調子者がいたことを思い出す。