- 朝のラジオで徳光和夫が伊良部の自殺に触れていて、新聞の星野仙一のコメントをひいて「最後まで野球に固執していた」と読んだ。この時徳光は「こしゅう」と読んだ。私はあのアナウンサー出身者が「こしつ」を「こしゅう」と読むとはと唖然とした。ところが調べてみてわかったのは、これは両方とも正解だってことだった。知らなかった。こればっかりは徳光和夫にお詫びをせにゃなりませぬ。すんまそん。
- 朝のラジオでピーター・バラカンのラジオを聴いていたら、様々なミュージッシャンのライブ盤で「at BBC」というのがたくさんあるのだけれど、それには理由がある。それは60年代のBBCではレコードを掛ける時間というのが制限されていて一日に僅かに2時間とか、そんなものだった。（プレイヤー保護のためかな？)。だから、当時のヒット曲はBBCのお抱えバンドがそれを演奏していたのだそうだ。（だから今でもBBC Big Bandなんてのがあるのかな？)。ところがビートルズ達の時代になって、自分で作って自分で唄うバンドがどんどん出てきた。それで、彼等はスタジオにきて生で唄ったのだそうで、だから当時のミュージッシャンはBBCでのライブ盤というのがやたらとあるのだそうだ。ジェームズ・ブラウンのライブ盤は当時のレコード会社は全く彼の意向に答えなかったので、彼が自分で機材を全部揃えて初めて録音をしたのだそうだ。「お前のレコードを買った客が、また買うわけがない」といったらしい。
ラジオは勉強になるぞ。テレビはバカになるけれど。
