この先の見通しがさっぱり利かない。5月6日になったらみんなが「もう良いんでしょ?」といって街中へぞろぞろと出ていって、ドッカァ〜ンとまた感染者が増えることだろう。
豪州政府は年内に海外への渡航が許可になる見通しはないと発表したそうだ。国内の移動は可能になるかも知れないというが、現実には州境を超えての移動は今のところ許可されていない。あの国は日頃はみんなルーズ、lazyでだらしがないんだけれど、州それぞれは警戒心を怠らない。もうずいぶん昔にSydneyからHobartに行った時に、バゲッジ・クレームにビーグル犬がいて、持っていたバナナを見つけられたことがある。州を超えて果物を持ち込んではいけないことになっている。州固有の生物、動物やら植物を脅かす危険性があるからだ。COVID-19の危険性がある今はなおさらだろうなぁ。
でも、この国には危機感がない。希薄という程度ではない。なんのために外へ出るのを自粛してくれといっているのか、いっている方もいわれている方も危機感はない。この世の中は臆病者が正しいのかもしれない。戦争然り。