ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

「いってない」

 安倍晋三がG7で発言して、各国から知らん顔されたといわれている「リーマンショック前によくにた状況」発言について、安倍晋三はいってないと党内の会合でいったそうだ。
 外務省のサイトにある彼の議長国会見(5月27日)記録にはこう書かれている。

中国における過剰設備や不良債権の拡大など,新興国では構造的な課題への「対応の遅れ」が指摘されており,状況の更なる悪化も懸念されている。
 こうした事情を背景に,世界経済の成長率は,昨年,リーマンショック以来,最低を記録した。今年の見通しも,どんどん下方修正されている。
 先進国経済は,ここ数年,慢性的な需要不足によって,デフレ圧力に苦しんできたが,これに,新興国経済の減速が重なったことで,世界的に需要が大きく低迷している。最も懸念されることは,世界経済の「収縮」である。 
 世界の貿易額は,2014年後半から下落に転じ,20%近く減少。リーマンショック以来の落ち込みである。中国の輸入額は,昨年14%減ったが,今年に入っても,更に12%減少しており,世界的な需要の低迷が長期化するリスクをはらんでいる。
 現状をただ「悲観」していても,問題は解決しない。私が,議長として,今回のサミットで,最も時間を割いて経済問題を議論したのは,「悲観」するためではない。
 しかし,私たちは,今そこにある「リスク」を,客観的に,正しく認識しなければならない。リスクの認識を共有しなければ,共に力を合わせて,問題を解決することはできない。
 ここで,もし対応を誤れば,世界経済が,通常の景気循環を超えて「危機」に陥る,大きなリスクに直面している。私たちG7は,その認識を共有し,強い危機感を共有した。

 これがどうして、そんなことはいっていないに繋がるのか、私の読解力ではとてもついてはいけそうもない。