中小企業庁・那須野太・事業環境部長が立憲の山崎誠の質問に答えているのを見ていると、山崎の質問にも問題なしとはしないが、「俺の方が頭が良いんだよ、わかるか？」と上から目線なのが、とても鼻につく。
要するに、緊急持続化給付金をどのように、申し込みを受け、どのようにそれを照合し、どのように給付するか、という点について、経産省は全くアイディアを持っておらず、というか、そんなことは霞ヶ関の高級官僚が手を染めることではないとでもいうのか、もしくはそういうクリエイティブな能力を持っていないので、事前に（一週間も前に）、応札したデロイト・トーマツとなんたら協議会を呼んで仕様書造りのためのヒヤリングをした、といっている。そんなヒヤリングだけで経産省中小企業庁がこなせるわけはないので、（ここから先は私の推測）仕様書のゼロからの作成を依頼し、それをそのまま入札仕様としたんだな。だから、この二社の競争入札になった。聞きつけて手を上げてきたもう一社（公表されていない）は、事前ヒヤリングに加わっていないので、多分、その仕様書を消化できなくて、入札辞退したのではないか。
デロイトと協議会のそれぞれの入札金額はわからない。
