ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

雑誌

岩波書店の月刊「世界」2022年1月号にはTBSテレビ「報道特集」のキャスター、金平茂紀による「赤木ファイルを読む(上)」が掲載されている。ことの顛末を総括している。この事件はどんなに政権が変わろうとも継続して追求していかなくてはならない。そのまま民主主義の行方がここにある。
岩波の書籍は買い取りだ、と聞いたことがある。本当かどうか知らないが、そういわれてみると、小規模な書店には置いてないし、妙にこの雑誌だけ前月号も並べている書店もある。とすると、かつて有楽町駅前の交通会館一階にあった小さな書店がこれを置いていたのは、あっぱれだったということになる。何回か、あそこで買った記憶がある。
本の雑誌」2022年1月号は例によって「本の雑誌が選ぶベスト1はこれだ!」である。知らない本がとても多く掲載されているのは、今年書店に赴くことが少なかったことを表しているといって良いだろう。「嫌われた監督」はここのところ書店に平積みされていて、それでも落合のことが好きではなかったので、一度も手にしたことはない。「2016年の週刊文春」という書名は今まで全く聴いたことも見たこともないので、突然の登場で恐れ入った。買うか買わないか、まだわからない。去年年末の出版だから、正に書店に足を運ぶことが全くなかった時期なので、見たことがなくて当たり前だったのだろう。花田紀凱が大嫌い(良い歳をした爺が使う言葉じゃないな)なので、そこが二の足をふむ。
集英社の「kotoba」2022冬号No.46が「独学の愉しみ」と表紙に書いてあり、「読書猿」の名前があったので、躊躇なく手にした。「読書大全」という独学のためのハウツー本の著者です。ちょっと読み甲斐がありそう。ところで、今独学が流行(はやり)なんですか?人生はず〜〜ッと独学中なんだろうと思うのですがね。