ほぼ足りてまだ欲 その先

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ワンルーム

写真と本文にはなんの関係もございません。

 もうみんな非常勤で働いている人達が増えているものだから、なかなかまともな居住スペースに暮らす余裕がなくなってくるだろうなぁ。その上、地方から女性たちがこぞって都会に移住してくるという。どんどんひとり暮らしの人たちの居住スペースが必要になる。これだけ、あっちもこっちもワンルームマンションだらけになるわけだ。それにして部屋がひとつあるっきりのアパートなのに、なんの迷いもなく「メゾン」と呼ぶのは凄い度胸だという気がしないでもない。地方に仕事があれば、こんなところへ移住してこなくてもいいのにねぇ。

 東京では全館ワンルームの新設は認められていなかったと思う。よくみるとちょっと幅が広い部屋もあるみたいで、なかなか巧妙な作りになっている施設が多い。都会の生活はなんとなくちょっと生活のレベルが高くなったかの如き誤解を自分にも与えることができるのではないだろうか。ところがよくよく考えてみると、こんな狭いところに暮らして、一体何が良いんだろうかと自問自答することになる。やっぱり、広〜い空が見えるところで暮らしたほうが気分はぜんぜん違うだろう。けれども、ちょっと歩けばちょこっと何でも手に入る生活のほうが楽なんだよなぁ。手に入らなくなることはたくさんあるんだけれどね。そういえばもうずいぶん長いこと、降るような星を見ていない。